いよいよbe動詞の 仕上げです。今日は複数形が出てきます。これも日本語にはない感覚です。
日本語では、1個でも2個でも特段名詞の形が変わることはありませんが、英語は、一つの時と二つ以上の時では名詞や動詞の形が変わります。一つと二つ以上を区別する意味は何やらとっても深そうなので、お約束としておきます。
さて、場面は、動物園です。
"What are those? Are they hawks?
They're not hawks. They're eagles. "
いきなり those が出てきてますが、これは that の複数形です。 that がちょっと 離れたものを指して「あれ」という意味に対して、those は 「あれら」となります。何匹か動物がいるということがわかりますね。
そして、どうやら 鳥のようですが、 その種類がわからないようで、"Are they hawks? " と聞いています。そこで、ワシじゃなくてタカだよ。と答えています。
これまでは、"What's this? " と聞かれて "It's a present. " とか、"Is this a temple? "で "Yes, it is. " と答える のを 学習しました。 this に対して it で答えましたね。
今度は、those に対して they で答えてます。そして be動詞は are になってます。 are は前も出てきましたね。主語が you の時の be動詞は are でしたね。
これで一通りの be動詞が登場しました。まとめて 復習すると、
単数形
I am
You are
He is
She is
It is
This is
That is
複数形
We are
You are
They are
These are
Those are
複数形の be動詞は全部 are だから 単純ですね。
そして名詞を複数にするには、名詞の語尾にs を付けます。
発音は [s] と濁らない場合と [z] で濁る 場合があります。
名詞の語尾が [k],[p],[t] の時は発音は [s]
desks, maps, students これらは濁らずに 「ス」と発音します。
名詞の語尾が [g],[b],[d],[l],[m],[n],[r] の 時は発音は [z]
bags, boards, girls, doors, これらは濁って 「ズ」と発音します。
ここまで be動詞を集中的に学習して来ました。ポイントは
① be動詞は主語によって 形が変わります。
② be動詞は A is B のように、 イコールの意味合いです。
特に②の感覚は今後、受身とか進行形を勉強する時に役に立ちますので是非覚えておいて下さい。
さて、今日の Beatles は、these とか those を使った曲を探してみました。
P.S. I Love You という曲がありました。
"As I write this letter, send my love to you.
Remember that I'll always be in love with you.
Treasure these few words till we're together.
Keep all my love forever.
P.S. I love you."
"Treasure these few words till we're together."
ここのTreasure は動詞ですよ。「大切にする」という意味です。宝物だもの大切にするよね。動詞で始まってますから、命令文です。
ここでは、「二人が会えるまで これらのわずかな言葉を大切にして欲しい」 と together をオブラートに包んだ訳にしておきます。
words だけだと「言葉」と言ってはいるものの、指定されていないので、何となく ぼや〜っとしています。そこで、出てくるのが these です。 these (few) words とすることで手紙に書いてある 言葉を指定しています。名詞の前に付くこれらの言葉(these とか some等)は地味〜に大切な役割をしているのです。
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