4-1. I like pets. (その1)
先回までは、be動詞を使った文を学習してきました。今日のタイトルの文には、I の時に使っていた am がありません。 I の直ぐ後ろにあるのは、like という動詞です(be動詞以外の動詞を一般動詞と言います)。
ちょっと辞書を引いて見ましょう。ウィズダム英和辞典 第3版には、「1 <人・物・事>が好きである, 気に入っている, すてきだと思う」と書いてあります。like は「〜が好きだ 」という意味だと言っています。
何か先回までと 雰囲気が違いますね。また乗り越えなければならない新たな壁が出てきました。be動詞の時は、I am a student. 私 = 生徒 「 私は生徒です。」でしたが、今度は、I like pets. です。最初から読んで行きますよ。
I 「私は」 like 〜「〜が好きだ」 (何が好きなんだ?) → pets 「ペット」
これを日本語にすると、「私はペットが好きだ」になります。

繰り返しになりますが、like の意味は「〜が好きだ 」なので、好きなものを like の後ろに 置く必要があります。
I like bananas.
I like cakes.
などなど となります。
pets, bananas, cakes と全部後ろにs が着いてますが、取り敢えず今は、深く考えずに、ペットが好きだ、バナナが好きだ、ケーキが好きだ 等など 「というもの」が好きだと言う時には最後は複数のsを付けてあれもこれも全部ひっくるめて、ペットやバナナやケーキが好きだとなるんだと考えて下さい。
実は普通動詞が出てきたところで引っ掛かって英語嫌いになる人が結構いるんです。日本語との違いが段々はっきりしてきているのに、英語の感覚を教えずに日本語に無理矢理関係付けようとするからなんです。
参考までに昔の教え方を再現してみましょう。
英語は、必ず主語から始まる。
次に動詞が来る。
主語は I だ。
like は「好き」という意味。
だから、l like は 「私は好きだ」という意味になる。
「〜を好きだ」の「〜を」 に当たる言葉を目的語と言うが、これは like の後ろに来る。
だから日本語に訳す時は、後ろから戻って訳す。
この場合、目的語は pets 。
合わせると 「私はペットを好きだ」となる。
分からないことはないけど、言葉を理解する手順としては不自然ですね。私はこう言う教え方をされた世代です。こうなっちゃうと、英語は言葉ではなく、暗号解読を素早く行う科目になってしまいます。
この日の授業はそういうものなんだという事で終わるのですが、暫くすると、look や listen といった 単語が出てきます。先程のような教え方をしていると、ここで分からなくなるんです。
動詞の後ろに直に目的語を取る動詞 って何なんでしょう。目的語を直接つなげられない動詞も出てきちゃいました。「その違いはどこにあるんだろう。」こんな疑問が浮かびつつも先生は絶対にその秘密を解き明かしてはくれません。無情にも授業は終わり、その後もその違いに先生は触れる事は無く、その秘密を知る事はありませんでした。
こんな教え方では、一般動詞 特に自動詞と他動詞の壁を乗り越えることはできません。丸暗記するしか無くなってしまいます。でも、ほんの些細な違いを理解するだけで、 全部とは言わないまでもその違いが分かるヒントがあるんです。
次回、もう一度このテーマを取り上げます。このハードルを少しでも低くできたらと思います。
さて、like と来たら、love でしょう。と言うわけで無理矢理ですが、今日の Beatles は She Loves You です。訳は分かりますね。単純な歌詞なのですが、She loves you yeah, yeah, yeah は何だか ウキウキする歌詞でした。
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