今日は、一般動詞の否定文の作り方と、形容詞が二つ以上重なる がテーマです。
最初のターゲットセンテンスは、I like pets, but I don't like turtles.
be動詞の時は、be動詞の後に not をつけて 否定文にしました(2-2 参照)。 一般動詞は、いろんな動詞があって、長~い綴りの動詞や、短いのとか色々な動詞があります。この後ろに not を付けるのは解りにくいですよね … という理由かどうかは実はわかりませんが、一般動詞の時は do という動詞のアシスタント(助動詞)の力を借りて 否定文を作ります。
ターゲットセンテンスの前半、 I like pets. を否定文の形にしたのが、後半の文です。 I don't like turtles. で、一般動詞の前に do not (短縮形は don't) を置いて 否定文にします。
もう一つのテーマは、形容詞が重なる表現です。
ターゲットセンテンスは、But, they're cute little pets.
「亀は嫌いさ。」と言っていた友達に対して、「でも、ちっちゃくてかわいいよ。」と フォローしてます。実はこの形容詞、2つだけでなく、幾つも重ねることができます。
そして、重ねる時に順番があるのです。日本語では、形容詞の順番はあまり意識しませんが(でも言い回しのゴロの良し悪しはありますね)、英語には約束があります。学校の授業では、あまり形容詞の順番は重要視していないのか、ほとんど授業に取り上げることはありません(授業で習った記憶がありませんし、各種試験に出た記憶もありません)が、英会話教室では、割と初期の段階でしっかり教わります。
教科書の内容からだいぶ離れてしまうかもしれませんが、その順番は、
みたいな並びになります。大雑把に言うと、遠くから見て段々近づいて行って分かる順番だよというネイティブの人もいますし、Shape(形)とAge(年)の間にNature(性質)を入れると説明する人もいます。
知っているとチョットは役に立つかも(テストには多分出ませんが…)。 2-1 で出てきたBeatlesの曲、Old Brown shoe も上で説明した並びになってますね。
長かった4-1 も今回で終わりです。次回は4-2 に入ります。
今日のBeatles は、形容詞の並びということで、The Long and Winding Road です。Album Let It Be に収められています。
スローバラードにオーケストラという圧倒的に印象的な曲であると同時に終幕を連想させる曲でもあります。 Anthology 3 にはシンプルな伴奏のバージョンのものが収められています。
"The long and winding road that leads to your door will never disappear." 「君の扉へと続く長く曲がりくねった道は決して消えることはない。」
形容詞 は、long と windingですが、 両方とも shape か nature ですね。同じ領域の形容詞が並ぶ時は、and で繋げるか、,(カンマ)で区切って並べます。
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