今日はLesson 5の復習 です。さらっと行きますよ。そして、初期の段階の英語学習の注意点のお話です。
ケビン君ようやくバットを見つけたようですが、今度はお腹が空いてしまったようです。お母さんにこう尋ねます。
Where are the cookies? 「クッキーどこ?」こんな短い文ですが、ここで習ったことが詰まってますね。 そして少しだけ新しいことも出てきています。
お母さん とケビン君の間では、クッキーがあるのは分かっているんですね。だから the がついています。クッキーは、沢山あるんでしょう。cookie が複数になってcookies とs が付いてます。the は単数・複数関係なく指し示せるならば付けることができます。
そして、where の疑問文。疑問文の作り方はもういいですね。主語と動詞をひっくり返して、whereを先頭にくっ付ける。
クッキーはテーブルの上の茶色い箱の中に入っているようです。
They're on the table - in that brown box.
複数形のクッキーをthey で受けて、テーブルの上に乗っかっていて、箱の中にある。と言ってます。
on 〜 で「〜の上に(くっついていて)」
in 〜 で 「〜の中に(その空間の中)」です。この感覚、覚えてますね。
5-3.ではその他、次の事柄が出てきています。短縮形について、
They are --> They're
is not --> isn't
are not --> aren't
部分否定の復習
The boys aren't very hungry.
notが否定するのは、not の後ろでしたね。very 「めっちゃ」と hungry 「お腹が空いた」をそれぞれ否定して、「大してお腹空いてない」になります。
I'm sorry とThank you
日本語では、「ありがとう」の意味で「すみません」 と使うことがありますが、英語では、ありがとうはありがとう(Thank you)です。
ちなみに、I'm sorry は辞書には次のようにあります。「日本語の「すみません」と違って「ありがとう」の意味では使えない. 事故など, 責任の所在を問われる場面では, 自分の過失を認めた場合のみに用いる。」
「申し訳ありません。私が悪うございました。」 という結構重たい意味になります。自分が悪くなければ、毅然とした態度でいましょう。
さて、 教科書からは離れますが、英語勉強初期の注意点です。音読はとっても重要です。学校でも教科書を音読しますよね。 英会話学校でもテキストを音読します。
私も電車の中で英語を聞きながら、口の中で声を出さずにブツブツ聞いた内容を追っかけで口ずさんでいます(シャドーイングと言います)。
ところが、英語の勉強に次第に慣れてくると、英語の教科書を音読する時に、極端に日本語カタカナ発音する人が出てきます。
「フェア アー ザ クッキーズゥ。」「ゼイ アー オン ザ テーブルゥ イン ザットォ ブラウン ボックスゥ。」
カタカナ発音の英語を完全に否定するつもりは全くありません。英語の発音導入として、カタカナ表記のルビを添えて、正しい発音ができるように工夫をしてある本もあります。
が、日本語カタカナ発音でノッペラと発音するのは絶対にしてはいけません。たとえ、クラスで他の人がそんな発音をしていても絶対に真似してはいけません。
but を「バァットォ」なんてあり得ません。bもtも破裂音ですから、b は唇で、t は舌で音を出すのです。声帯を震わせて「ォ」なんて付けちゃダメです。
英語らしく発音するのが気恥ずかしいと思う人がいるんだと思いますが、英語の時間はエンターテイナーかコメディアンにでもなったつもりで、 英語独特の抑揚をきっちり真似して下さい。
TV で全然意味は通らないけど、言語の抑揚や発音の特徴を捉えてそれらしく聞こえる芸を披露しているコメディアンを見たことはありませんか。そこまで成り切るつもりでカッコよく発音して下さい。
自分で発音できなければ、聞き取りもできるようになりません。正しい発音を真似ることで、急速に英語が聞こえるようになり、TOEIC LISTENING SECTION 450超えを達成した筆者が言うのだから間違えありません。今、妙な癖を付けると数年後、間違えなく後悔します。
さて、今日のBeatles は、またまた SGT.Pepper's Lonely Hearts Club Band から Ending のSGT.Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) です。
We're sorry, but it's time to go.
(相手を気遣って) 残念ながら、お別れの時が来ました。
(この時はI'm sorryじゃないことにご注意下さい。相手も巻き込んで、私達残念だね…としてWe are sorry とします。)
We'd like to thank you once again.
もう一度ありがとうと言わせて下さい。
この曲でSGT.Pepperのショーは終わりですが、アルバムにはもう一曲残ってます。これはアンコール曲の位置付けですね。
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