今回は、疑問詞How のいろいろな使い方です。方法・頻度・様子などを尋ねる時に使う言葉で、how の後ろにいろいろな言葉を従えて様々な文を作ります。今日も地味~な話題になりそうですね。
How are you?
もうおなじみ「ご機嫌如何ですか。」ですね。
How are you doing? も使えますが、学校で習ったように I’m fine. と答える人はあんまりいない印象があります。
“How are you? “ “Hi!”
“How, are you? “ “I’m good.”
こんな感じです。
How are you? は単なる呼び掛けの言葉になっているような気がします。
ちなみに、“How, are you? “ と声を掛けられて “I’m fine.” と答えたら、不満そうな顔をされたことがあります。「そんな他人行儀な返事するなよ。」ってことだったようです。それ以来、I’m fine. と答えないようにしています。
How often do you have to take this medicine?
Once a day.
頻度を聞くときの決まり文句 How often ですね。このoftenですが、中学で習った時は、/t/ は発音するなと習ったのですが、外語学校のネイティブは「オフトゥン」と/t/を入れて発音してました。どっちでもいいんですね。
once a day は日に一度、twice a day なら日に二度、日に三度なら three times a day、週一なら once a week、週二なら twice a week、週五なら five times a week ひとつ・ふたつ・たくさんの世界ですね。
How long does she study every night? For two hours.
毎晩どの位勉強するの。二時間だよ。
期間・長さを聞くHow long ですが、会話でよく使うのは、次のような文です。
How long have you been in Japan?
日本に来てどの位になりますか?
I have been in Japan for three years.
三年になります。
現在完了形を使って、過去のある時から今までず~っと継続している状態を表した使い方です。詳しくは別途お話ししますが、お初にお目にかかる方とのIce breaking (打ち解けた関係を作る)の際によく使います。
How much were your shoes?
君の靴いくらでした。この文章をWhatを使って、What did your shoes cost? と言うこともできます。
How muchとwhat では、微妙な使い分けがあります。
income, salary, payment といった金額・価格の意味を含む名詞が主語となる時は how much よりも what を使います。how much 自体に(値段が)いくら という意味が含まれているからです。なので、price の時はhow much は使わず必ず what です。
What’s the sticker price? 希望小売価格はいくらですか。
これを How much is the sticker price? とは言えません。
How old are you?
I’m 15 years old.
年齢を聞く決まり文句ですね。女性に年齢を聞くな とよく言われますが、「なぜ?」 と聞いてみたところ、「歳は関係ないでしょ。目の前の私を見て。日本人はどうして歳を気にするの。」 と言ってました。まったくその通りですね。
ちなみに、How old are you? の語順は死んでも間違ってはいけません。How old you are! (なんてばばあなんだ)なんて言ったら、もう最期です。ご愁傷様です。
その他、How tall~、How high~、How fast~などなど Howは後ろにいろいろな形容詞を従えて、いろいろなものの状態を聞くことができる便利な疑問詞です。
How fast は時計の進み(How slow は時計の遅れ)を示します。
さて、今日のBeatlesは、The Beatles (White Album) からLong, Long, Longです。
It’s been a long, long, long time (ずいぶんと長い、長い、長い時間が経った)
How could I ever have lost you (どうしてあなたを見失ってしまったのだろう)
When I loved you (愛していたのに)
ジョージの曲ですが、彼女の事を歌っているのではなく、神のことを歌っているそうです。ラブソング仕立てになっています。
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