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1-1.Don’t the cherry blossoms look beautiful?

ようこそ 『PROGRESS 21』のBook2へ!

今回からいよいよ、Book2に入ります。Book1が「やり直し英語」のおさらい編だとしたら、Book2からは攻めに入ります。より実践的、高度な内容になっています。でも、出てくる例文は分かりやすく書かれていますので、ご安心下さい。では、Book2の始まりです。

Book2 最初のトピックは、文型です。Book1 の最後のLessonでやったばっかりですね。復習の意味も兼ねて、前回のlesson内容を表にして補足を加えたものを載せておきます。

Book1では第5文型はまだ出てきませんでした。でもご安心下さい。Lesson1では、第2文型と、第5文型に着目し、Lesson1が終わるとこの表が完成します。今日は、第2文型を、次回、Lesson1-2で第5文型を取り上げます。

第2文型

Book1でやったのに、また出てきました。

Book1では、be動詞を使って、S = C を見てきましたが、look, smell, feel, taste といった知覚を表す動詞も第2文型に使われます。

The blossoms are beautiful. 「花がきれい。」(blossomは木に咲く花ですよ)

このbe動詞をlookに換えて、

The blossoms look beautiful. 「花がきれいにみえる。」

be動詞を使った前の文と比べて、主観が入って来ました。このlookという動詞、辞書には「外観がC に見える」とあります。lookは「うわべ」を意味してるんです。そういえば、日本語でもルックスがいいなんて言いますが、「外見がいい」って意味ですよね。

花がきれいに咲いていて、香りもしてきました。

They smell nice. 「それら(花)がいい香り」

smell という動詞、匂いがする という意味ですが、実は、良いにおいにも、悪いにおいにも使われます。上の文章、They smell. で止めてしまうと、「へんな匂いがする。」という意味になってしまいます。よい香りの時は、smell good とか、smell nice とかsmellの後ろによい香りを表す形容詞を付けます。

きれいな花とよい香りに包まれて、暫く歩いていると、段々と疲れて来ました。

“I feel tired”. “Yes, you look tired.” 「疲れたなぁ。」「そうね、疲れた顔してる。」

feel 感じる という動詞は、「心で感じる」のと「触れて感じる」両方を表します。「触覚」も表すのですが、辞書でfeelを引くとすぐ下に、feeler という語が出てきます。昆虫の「触角」です。

歩いていたら、疲れたし、お腹も空いてきたようです。

Grandma’s cooking always tastes great. 「おばあちゃんの料理はいつも、美味いんだ。」

taste 味がする。という意味ですが、味の良し悪し、好き嫌いは表しません。この辺はsmellに似ていますね。

今日出てきた文、

The blossoms look beautiful.

They smell nice.

Grandma’s cooking always tastes great.

主語が人ではないですね。「花がlook」、「花がsmell」「おばあちゃんの料理がtaste」

そして、you look tired. と言ったのは、「私」で、「あなたがlook」

自分が(花がきれいだ、いい香りだ、あなた疲れてるわね 等と)感じているのに、「自分が」の部分が文には出てこないで、いきなり、「花がきれいにみえる」、「花が香っている」と表現をしています。この英語的発想を学ぶのが、今日のターゲットです。

「カツオのたたき」カツオがたたくんじゃなくて、カツオはたたかれる側、これと似たような感覚でしょうか・・・・

今日のBeatles 好評かどうかは分かりませんが、まだ紹介できていない曲があるので、Book2でも暫くはBeatles続けていきます。

album PLEASE PLEASE ME からThere’s A Place です。癒し系のいい曲です。

There’s a place where I can go, (僕には行ける所がある)

When I feel low, when I feel blue, (滅入っている時や、憂鬱な時に)

And it’s my mind, ………… (それは僕の心の中さ)

I feel low, I feel blue 知覚動詞を使った第2文型ですね。

では、次回をお楽しみに。


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