今日のテーマは感嘆文です。「驚き、喜び、悲しみなどの感情を表す文を感嘆文という。」と書いてありました。そして、How + 形容詞/ 副詞 ! なんて~なのだろう。
What (a/an) + 形容詞 + 名詞 [ + S V ] ! なんて~な~なんだろう。
この説明だけでは、気持ちが入ってきませんね。
Sarah is a very quiet baby. (サラは本当におとなしい赤ちゃんです。)
サラちゃんは騒いだり大泣きしたりしないおとなしいあかちゃんなんですね。ここには、感情の動きはなくて、赤ちゃんの状態が淡々と語られているだけです。
What a quiet baby Sarah is!
「あら、まあ、なんて、おとなしい赤ちゃんなんでしょう サラちゃん!」 って、言葉を聞いた途端に赤ちゃん泣き出しちゃいそうですが、
この文章、気持ちが動いているので、「おとなしい赤ちゃんだね〜」と先ず言って、そして、「サラちゃんは」と付け加えます。すると、A quiet baby Sarah is! となります。
Whatがないですが、最後まで聞くと、一応、感嘆文だとわかるんです。
で、最後まで聞かなくても、あるいは、最後まで言わなくても感嘆文だとわかるようにするために、what で宣言しちゃいます。
「なんておとなしい赤ちゃんなんだ」 What a quiet baby!
そして、What などの疑問詞は、足りないものの情報を求める宣言をしている詞で、いわば宣言詞(これは文法用語ではありません。筆者が勝手につけている詞)です。これは、疑問詞や関係詞に共通している使い方で感嘆文も同様です。
感嘆文はこの二つの要素が含まれている文なのです。
How を使った感嘆文も同様です。
How good it can be! (Here, There and Everywhere)
「どれほど素敵なことにちがいない」
how で形容詞とか副詞を強調するよ と宣言しています。感嘆文でwhatとhow の使い分けが解らないという生徒さんもいますが、強調したいものが、物なのか状態か、ただそれだけの違いです。
今日は、Beatlesはお休みして、Irene Cara のFlashdance... What A Feeling を
お楽しみ下さい。
感嘆文がそのままタイトルになった曲です。1980年代ダンス映画が流行しておりました。
Fame, Footloose そして Flash Dance青春映画真っ盛りでしたね。
最初は、震える心の中で押し潰されてしまいそうな夢でしかなかった気持ち。
冷たい世間で泣いたこともあった。でも、その夢が次第に膨らんで行き、そして今、 What a feeling! と言えるほどに・・・ 元気をくれる歌です。
What a feeling! (最高な気分)
Being's believing. (生きることは、信じ続けること)
I can have it all. (全てを叶えることができる)
Now I'm dancing for my life (今、人生を掛けて踊っている)
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