付加疑問文は、難しい!って思っている方がいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
なになに、
発音の仕方で意味が変わる?
肯定文の時は否定疑問に、
否定文の時は肯定疑問に、
I am ~ の文の付加疑問は aren't I ?
命令文の時は will you?
Let's の時は shall we?
いっぱい規則があるじゃないですか!って、それだけ知ってりゃ十分マスターしてますがな。
付加疑問文は、文末に短い疑問文をくっ付ける形ですね。
そして、語尾を上げて発音すると、(「実は、ちょっと自信ないけど、~でしょ。」と確認する意味合い)
You play tennis, don't you? ⤴️ テニスするでしょ。
語尾を下げて発音すると、(「ちゃんと知ってるけどさ、一応念押ししとくけど ~だよね。」)
You play tennis, don't you? ⤵️ テニスするよね!。
で、語尾を上げると疑問を表すという原則はここでも変わっていないですよ。
そして、肯定の時は、否定にして、否定の時は肯定にするのは、話し相手に対して、自分はこう思っていると話した上で、相手に「違いますか? 違ったらどうぞ言って下さい。」と、反論・同意する機会を与えているのです。
You aren't sick, are you? ⤴️ 気持ち悪くない? 大丈夫?
だから、肯定文「~だ。」に対して「そうじゃない?」といい、否定文「~ではない。」に対して「でしょう?」と付け加える。それ程、不思議な規則じゃないですよね。
どうしても理由がわからなかったのは、I am ~, aren't I ? です。もう、これはこれで覚えてしまいました。
命令文のwill you? は、命令するのは目の前にいるあなたに対してですから、「~しろ!」に対して「する気持ちはある?」(意志のwillですね。) と付け加えているわけです。
Clean your desk up, will you? ⤴️ 机きれいにしようね。
Clean your desk up, will you? ⤵️ 机きれいにするんだよな。
will you? の語尾を下げると高圧的な雰囲気が出てくるので、目上の人に使う時は要注意です。
Let's ~ とshall we はセットみたいなもんですよね。
さて、今日の曲選びは困りました。付加疑問文といえば、中島みゆきのアルバム寒水魚 から 「傾斜」 と行きたいところですが、「🎵 歳を取るのは素敵な事です。そうじゃないですか。」「🎵 忘れっぽいのは素敵な事です。そうじゃないですか。」
英語じゃないし・・・
う~む 実はBeatles では付加疑問文は見つけられませんでした。
そこで、今日は何の脈絡も無く、We are the World です。今週はニュースを見てたら何となくそんな気分でした。歌詞を見ながらじっくりとお聞き下さい。30年以上前のレコーディングですからみんなとっても若いです。シンディーはまだお嬢さんだし、ボブディランもまたまだ若い。
先ずはオリジナルバージョンを
そして、これを1人で演じた日本人女性バージョンもご覧下さい。凄いです。
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