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5-2. The dog that lives next door was barking all night.

古い文法書を見ると先行詞を修飾する制限用法「~するところの・・・」といった説明がされています。私が中学生だった頃もそう習いました。

従順だった私は

「~するところの・・・」ってそんな日本語使ったことないぞ。まあ、何となく意味はわかるけど、英語って随分不自然な表現をするんだなぁと思いつつ、そういうものなんだと思っておりました。

The girl that's driving me mad is going away. (Ticket to Ride)

(私をメロメロにさせている「ところの」女が何処かへ行ってしまおうとしている。)

「するところの」で繋げろと言われてもどこまでが固まりなのか分からないと訳せないですよね。

メロメロ

関係詞との接し方を教えてくれたのは、学校の英語の先生ではなくて予備校の先生だったって、日本の英語教育は一体どうなっているんでしょう。

よく、2つの文を関係詞を使って1つの文にまとめましょう。という練習しませんでしたか?

The girl is going away. (彼女は何処かへ行ってしまおうとしている。)

The girl is driving me mad. (彼女は私をメロメロにしている。)

➡️ The girl that's driving me mad is going away.

この練習の本当の意味は、文を左から右に読んで理解できるようになる事にあるんです。

折角、こんな練習しているのですからそれを利用しましょう。

The girl that (that が出てきた。The girl を説明するよ というシグナルだな)

is driving me mad (私をメロメロにしているんだ。第5文型の文の固まりはここまでかな)

is going away.(何処かに行っちゃう。おお、be動詞が出てきた。ということは、これがThe girlの動詞だな。)

ちょっと練習してみましょう。

関係詞を勉強するなら、断然Carpenters です。彼らの曲は関係詞満載です。

青春の輝き( I need to be in love ) です。

The hardest thing (that) I've ever done is (to) keep believing

( 私がこれまで経験した一番難しかったこと、それは信じ続ける事 )

2つに分けてみましょう。歌詞にはないですが 便宜上that と to を付け加えてあります。

➡️The hardest thing is to keep believing. ( 最も難しかったことは信じ続けること。 )

➡️I've ever done the hardest thing. ( 私は最も難しい事を経験した。 )

分離出来ちゃえば、文の構造は理解出来てますのでそのまま訳しちゃえばいいんです。

一番難しかった事 (どんな事かというと、) 私がこれまで経験した事、それは、信じ続ける事

次回も引き続き関係詞を取り上げます。

今日はCarpenters 行ってみましょう。

青春の輝き( I need to be in love ) 綺麗な曲ですが、少し哀しい曲です。30年ほど前にドラマにも使われました。

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