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5-3. The Stories that the guide told us were interesting..

今回も引き続き、関係詞です。

関係詞が使えるようになると、英語表現の範囲がグンと広がってきます。

Everything I want the world to be

Is now coming true especially for me.

Carpenters のTop of The World の一節です。

Everything (that) I want the world to be is now coming true especially for me.

Everything is now coming true….(総てが真実になろうとしている)

Everything (that) I want the world to be (世界がこうあって欲しいと私が思っている総てのこと)

「至上の喜びが手の届くところにある」正にTop of The World ですね。

雪と少女

今日は、少しトリッキーな文を見ていきます。

I`m not half the man I used to be. (Yesterday)

知らない人はいないんじゃないかと思われるほどの名曲。

この曲の出だしをきちんと歌えるかどうかで、音痴かどうかの判定ができると言われたこともありました。

こんな短い文章ですが、なかなか上手く訳せません。

used to ~ (かつて ~だった)

the man I used to be. 「かつて私がそうだった男」なので、

I`m not the man I used to be.「私はかつてのわたしではない」となりますが、では、half はどう訳しましょう。

「かつてのような半人前の男じゃない」と訳しているものがありましたが本当にこれでいいのかな?

not half を辞書で引くと「全く〜でない」強調表現です。

という事は、I`m not half the man I used to be.は、「私は、もはやかつてのわたしではない」となります。ほんの一晩でこんなにも強烈に変われる状況って何でしょう。

Yesterday は、亡くなった母メアリーさんを慕んだ曲と言われています。この背景があると、「きのう」と「今日」が全く違う、そしてその日(きのう)が突然やって来た という情景がわかるのではないでしょうか。

では、お待たせしました。

Be the good girl you always have to be. を見ていきましょう。

Be the good girl (that) you always have to be.

目的格の関係詞が省略されてますね。

Be the good girl 「良い娘でいなさい」

You always have to be 「あなたはいつもそうあらなければならない」

have to は外的要因でしなければならないという意味があるので、

「あなたは、いつでもみんながそうあらねばと思う娘でなければならない」

「王女らしく振る舞いなさい」もう、原文の姿が残っていないですね。

英語表現がどんどん広がっていきますね。

というわけで、今日は、アナ雪をお楽しみ下さい。

先ほどの文聞き取れるかな。


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