受験が終わってホッとしている方もいらっしゃるかもしれませんね。少しの間羽を伸ばしたら、今日のタイトルのように言われないように、春に向けて準備しましょうね。
高校に進学する方は、英語の授業で使う教科書が Reading, Grammar, Communication等 複数になり、異なる切り口での授業になります。内容も高度になってきますので、最初戸惑うかもしれませんが、しっかりと復習してついて行って下さいね。英語だけではありませんが、最初が肝心ですよ。
今日は名詞節についてです。
「say / think / hope / know [that] S + V の that S + V は、動詞の目的語の働きをする名詞節です。」とあります。 that節以下の事を「言う」、「考える」、「望む」、「知っている」と言う事ですね。
Beatles の歌詞でこの形になっているものを幾つか挙げてみると、
I know that you won't leave me no more. (It won't be long)
I will try to show that I'm not trying to pretend. (I'll be back)
She said that living with me was breaking her down. (Ticket to ride)
I'd admit that I was wrong. (You like me too much)
などなどあります。日本語訳は、今日は重要ではないので省略しますが、使われている動詞に注目して下さい。
know, show, say, admit, find, tell, think, hope と言った動詞が出てきます。
ちょっと並び替えてみましょう。
① know, find, admit, show,
② say, tell,
③ think, hope,
さてさて、何か気付きませんか。
①は、「わかる」系
②は、「伝える」系
③は、「望む」 系
で、何やら「伝える」「思う」と言った言葉がこの形になるようです。
というわけで、
Readingで I know と来たら、次に that S+Vがあるかも、
Writing で I think で書き始めたら、that S +V と続けようとか、
Communication で I will show と聴こえたら、that S+V が来るかもと前もって準備できちゃいますし、
日本語に訳す時も「わかる」とか「言う」とか「望む」みたいな訳にすれば良さそうです。
上に出てきている動詞なら、直ぐに訳せると思いますが、
例えば、We realized that she was so joyful at that party.
う~む、realize の意味がわからない・・・。でもこの文の形からすると、私達は、「わかった」か、「言った」か、「望んだ」かのどれかぽいぞ。
文の全体の意味からすると、「わかる」が一番しっくりくるかな。
「彼女がそのパーティで楽しんでいたのが分かった」と文の形から意味を想像することもできちゃいます。
この類推パターンを増やして行くときっと役に立ちますよ。
今日の歌は、内容とは全然関係ありませんが、ニュースを見ながら、「人は正直でありたいものだ」とつくづく思いました。
Billy Joel 52nd Street から Honesty です。
Honesty is such a lonely word 「誠実さってなんて淋しい言葉だろう」
Everyone is so untrue 「みんな あまりに不誠実で、」
Honesty is hardly ever heard 「誠実なんて殆ど聞いたことがない」
And mostly what I need from you「でも、あなたから聴きたいものなんだ」
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